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注目すべき現代アートの若手日本人アーティスト12人|おすすめ購入サイトもご紹介

注目すべき現代アートの若手日本人アーティスト12人|おすすめ購入サイトもご紹介

今回の記事では、注目すべき現代アートの若手日本人アーティスト12名を紹介します。本記事の最後ではおすすめの購入サイトも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

現代アートの日本の若手現代アーティスト12人

現代アートの代表的なアーティストとして、草間彌生や村上隆などが挙げられますが、若手の中にも次世代を担うアーティストが続々登場しています。そこで今回の記事では、日本の若手現代アーティストを12人ピックアップして紹介していきます。

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1. 石原海

石原 海

石原海は東京都生まれのアーティスト・映画監督。愛やジェンダー、個人史、社会などをテーマとした映画制作やインスタレーションを展開。

2019年には東京藝術大学の卒業制作「忘却の先駆者」と初長編映画「ガーデンアパート」の2作がロッテルダム国際映画祭に選出されるなど、国内外で高い評価を受けています。

近作の「重力の光」は、コロナ禍により留学先の英国から帰国した際に撮られたもの。北九州市の困窮者支援をするキリスト教会に集う人々と聖書劇を作る日々を記録した、挑戦的なドキュメンタリー作品です。

Portfolio:http://www.ummmi.net/works
Instagram:https://www.instagram.com/_____81/

2. KYNE

KYNE

福岡県出身のアーティスト。大学では日本画を専攻し、2006年頃からアーティストとして活動を開始。余計な表現を削ぎ落としたシンプルかつミニマムでありながらも、独特な世界観を感じさせるアートが特徴です。

クールな表情の女性を描くスタイルを象徴としており、それら少女の絵は「KYNE girl」と呼ばれ、作品をステッカーにして福岡の電柱やビルの壁などあらゆる場所に貼っていくなかで、ストリート界隈での認知度が上がり、注目を集めるようになりました。

2018年に発売されたCasa BRUTUS「カフェとロースター」の表紙を飾って以降、シンガーソングライター「iri(イリ)」の新作のジャケットを担当したり、アディダスとのコラボレーションを発表したりなど活動の幅を広げています。

Portfolio:https://kyne.jp/gallery/
Instagram:https://www.instagram.com/route3boy/

3. 井田幸昌

井田 幸昌

鳥取県出身のアーティストで、株式会社IDA Studio 代表取締役社長。「一期一会」をコンセプトに、二度ない「今」を絵画や版画、彫刻で表現しています。

代表作は、身近な人またバスキアやアンディ・ウォーホルなど著名人をモチーフに描いた「Portrait」シリーズや、自身の心象風景や身近な無名の人々を出会ったその日に描く「The end of today」シリーズなど。

2021年は、ディオールとコラボレーションしたり、前澤友作が国際宇宙ステーション(ISS)にて井田の作品が設置されたことで話題を呼んだりなど、様々なシーンで脚光を浴びています。

Portfolio:https://idastudio.co.jp/works/
Instagram:https://www.instagram.com/yukimasaida/

4. スクリプカリウ落合安奈

スクリプカリウ落合 安奈

埼玉県出身のアーティスト。日本とルーマニアをルーツにもつ彼女は「土地と人との結びつき」をテーマに制作活動に取り組んでいます。

土着の祭りや民間信仰などのフィールドワークを基に、インスタレーション、写真、映像、絵画などマルチメディアな作品を制作。多角的な視点を持って、差別の連鎖やコミュニティー間の摩擦などの問題を可視化するアーティストとして注目されています。

Portfolio:https://www.ana-s-ochiai.com/works
Instagram:https://www.instagram.com/ana_scripcariu_ochiai/
Twitter:https://twitter.com/ochichhi

5. 大岩雄典

大岩 雄典

大岩雄典は埼玉県生まれのアーティスト。多層な空間、物語、せりふといった言葉を中心にした作品の制作や、研究、執筆、キュレーション等、多岐にわたり活動しています。

近作に、カードゲーム・インスタレーション《刑吏たち伴奏たち》(2022)、作家やギャラリー同士の経済関係をジュースに変換した《margin reception》(2021)など。

また、執筆活動では制作テーマでもある笑いやホラー、ゲーム、演劇などについて、『早稲田文学』『ユリイカ』『美術手帖』『悲劇喜劇』などに寄稿しています。

受賞歴に2017年CAF賞海外渡航費賞授与、19年「第16回『美術手帖』芸術評論募集」佳作入選。

Portfolio:https://euskeoiwa.com/jp.html
Twitter:https://twitter.com/rovinata_

6. 磯村 暖

磯村 暖

磯村暖は東京都生まれのアーティスト。元々幼少時より絵を描くことが好きだった磯村は、医学部志望から一転し、独学で多摩美術大学に一発合格。その1年後には東京芸術大学を受験し満票を獲得するなど、当時から注目を浴びていました。

移民・難民、宗教美術、物理学、SNS上の美学などを参照しながら、平面、立体、映像、インスタレーション、パフォーマンス、サウンドなどを使って多彩な表現を展開。

2018年の東京・外苑前のEUKARYOTEでの個展「LOVE NOW」では、LGBTQや移民などをテーマに作品を制作。海外の異文化や社会的なテーマに触れ、「LOVE(愛)」に対して独自の視点で問題定義を行っています。

7. 友沢こたお

友沢 こたお

フランス・ボルドー出身のアーティスト。「原始的な“生”」をコンセプトに掲げる彼女の作品は、スライム状の物質と有機的なモチーフを組み合わせた独特な人物画が特徴的です。油絵で描かれた絵は写真と見間違うほどの精巧さ。物質の質感や透け感、柔らかさなどがリアルに表現されています。

東京藝術大学美術学部絵画学科油画専攻で学んだ彼女は、2019年度には久米賞、2021年度上野芸友賞を受賞するなど、早くから注目されていました。個展を開けば作品購入を求めて長蛇の列、作品は即日完売するほど、高い人気を誇る彼女。今後の展開に期待が高まります。

Twitter:https://twitter.com/kkkotao1
Instagram:https://www.instagram.com/chan_kotao/

8. ナイル・ケティング

ナイル・ケティング

映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンドなど様々な要素を取り入れた作品で知られるナイル・ケディング。既存の枠組みにとらわれない新たな作品体験を生み出しつづけています。

2019年に公開された「Remain Calm」は、日本で経験した避難訓練から着想を得て生み出されたパフォーマティヴ・インスタレーション。

主な展覧会に、2021-22年「タイランド・ビエンナーレ」、21年「Remain Calm(Air氣)」(タイクーンコンテンポラリー、香港)、21年「Sharjapan 3」(シャルジャ・アート・ファウンデーション)など。

9. 片山真理

片山 真理

片山真理は群馬県出身のアーティスト。義足へイラストや手芸を用いた装飾を施すなど、自身の身体的要素をモチーフとした作品を制作しています。黒髪のおかっぱ、切れ長のメイク、赤いネイルと口紅、ハイヒールは素材としての彼女に見られる特徴です。

また、シャッターを押すことは身体性と関連すると考える彼女は、自分でシャッターを切ることに強いこだわりを持ちます。2019年には第35回写真の町東川賞新人作家賞、2020年には第45回木村伊兵衛写真賞を受賞しています。

Instagram:https://www.instagram.com/katayamari/

10. 皆藤齋

皆藤 齋

皆藤齋は北海道出身のアーティスト。京都市立芸術大学院在学中より第一期・第二期クマ財団奨学生、2017年にCAF賞ノミネート。日本だけでなく、ヨーロッパや中国、韓国など、国内外問わず作品を発表しています。

作品は主にキャンバスに油彩で描かれるものが多く、ビビットな色使いの中に不穏な雰囲気を漂わせます。彼女が描く絵画には顔のない男性や、体幹から切り離された手足、拘束器具、刃物などモチーフが繰り返し画面に登場します。

主な展示は、21年個展「現れるのに勝手はない」(LEESAYA)、アートフェア「Kiaf SEOUL」(Gallery MEME)、19年個展「たりない循獣」(銀座蔦屋書店)。

Portfolio:https://kaito-itsuki.com/work
Instagram:https://www.instagram.com/kaito_itsuki/

11. 川内理香子

川内 理香子

川内理香子は1990年東京都生まれの画家で、多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業後、同大学の大学院を修了しました。現在は東京を拠点に活動しています。

彼女の作品は、「身体」という根源的なテーマを原点に、生々しい身体的行為のひとつである「食」や「セックス」などが持つ肉体的・心理的な相互関係や葛藤を描き出しています。彼女は人間の身体を「線」で表現することで、身体の外と内の境界や連続性を探求しています。また、鮮やかな色彩やリアルな質感が特徴的で、見る者に強烈な印象を与えます。

代表作としては、「食べられるもの」シリーズ(2015年〜)、「セックス」シリーズ(2017年〜)、「ヘビ」シリーズ(2019年〜)などがあります。これらの作品では、食物や性器、ヘビといったモチーフが登場し、身体的欲望や恐怖感、快楽感などが表現されています。自身の経験や感情を素直に反映させた作品づくりを心がけており、その姿勢は多くの人々から共感を呼んでいます。

Twitter:https://twitter.com/banbi1212
Instagram:https://www.instagram.com/rikakokawauchi/

12. 木村翔馬

木村 翔馬

1996年大阪府生まれの画家で、京都市立芸術大学美術科油画専攻を卒業後、京都を拠点に活動しています。

彼の作品は、主に「水中スペック」という独自の技法を用いて制作されています。この技法では、水中に油絵具や顔料を注入し、その様子を撮影した映像や写真をもとにキャンバスに描き起こします。水中で浮遊する色彩や形態が持つ美しさや神秘性を表現しています。

代表作としては、「ザ・トライアングル」シリーズ(2018年〜)、「モノクローム」シリーズ(2020年〜)などがあります。これらの作品では、水中スペックとVRやデジタルメディアといった最新技術を組み合わせることで、絵画の可能性を探求しています。

Twitter:https://twitter.com/kimura_shoma
Instagram:https://www.instagram.com/chan_kotao/

若手アーティストの作品購入がおすすめな理由

人気アーティストの作品は数十万円からものが多く、なかなか手を出すのが難しい方もいるでしょう。

一方、注目される前の若手アーティストの作品は、比較的安い価格で購入できる可能性があります。ただし、若手アーティストの作品は今より人気が出たり、作品の価値(値段)が上がることも考えられます。気に入った作品やアーティストを見つけたら早めに購入しておくことがおすすめです。

作品を購入することは若手アーティストを支援・応援することにも繋がります。アートを購入することで、若手アーティストの生活・制作活動の支えとなるのです。将来有望な若手アーティストを応援し続けて作品に価値が付けば、購入した側も嬉しいでしょう。

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まとめ

今回の記事では、現代アートの日本の若手現代アーティストを紹介しました。続々と注目の若手現代アーティストが登場し始めており、今後彼らが手掛ける作品・活動に注目です。

若手アーティストであれば、安い価格で購入できることもあります。気になった作品があればぜひ購入してみては?

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