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コンテンポラリーアートとは?モダンアートとの違いや有名アーティストも紹介

コンテンポラリーアートとは?モダンアートとの違いや有名アーティストも紹介

「コンテンポラリーアートって何?」
「コンテンポラリーアートの有名アーティストを知りたい」

このような疑問や興味を持っている方は多いのではないでしょうか。この記事では、コンテンポラリーアートの概要やモダンアートとの違い、有名アーティストを紹介します。コンテンポラリーアートに興味がある方はぜひ参考にしてください。

コンテンポラリーアートとは

英語のコンテンポラリー(contemporary)は、日本語で「現代の」「今日的な」という意味です。そのため、コンテンポラリーアートとは「現代アート」「現代美術」などと訳されます。

コンテンポラリーアートは現代のアートと称されるように定義は広いですが、一般的に20世紀初頭の作品を指します。作品のコンセプトを重要視しており、社会的・政治的テーマに焦点を当てた作品が多いのが特徴です。

コンテンポラリーアートは、従来の枠にとらわれないアートであることから、鑑賞者は作品の背景を理解しないと分かりづらい側面があります。

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モダンアートとの違い

モダンアートのモダン(modern)は「近代的」と訳され、近代アートのことです。意味的には近い言葉ですが、両者は明確に区別されています。モダンアートは1860年〜1970年頃のアートを指し、それ以降から現代に至るまでのアートがコンテンポラリーアートに分類されます。

コンテンポラリーアートの歴史

コンテンポラリーアートの歴史を語る上で欠かせない人物がマルセル・デュシャンです。

これまでのアートは、作品の美しさや品質の高さなどが評価されていました。そんな風潮の中、マルセル・デュシャンは、既製品の男性便器に制作年度と匿名の「R.Mutt」のサインを書いただけの作品「泉」を展覧会に出品したのです。

当然、この作品は物議を醸し、「これはアートなのか」「そもそもアートとは何か」という論争が広く繰り広げられました。しかし、これが彼の狙いだったのです。マルセル・デュシャンはこの作品を通して、これまでの視覚的なアートを否定し、観念的なアートを提唱しました。

デュシャンの取り組みは、コンテンポラリーアートの基盤として、その後のポップ・アートやコンセプチュアル・アートなどに大きな影響を与えています。

コンテンポラリーアートの有名アーティスト

ここでは、コンテンポラリーアートの有名アーティストを4人ピックアップして紹介します。

マルセル・デュシャン

マルセル・デュシャンは「現代アートの父」と評され、コンテンポラリーアートを提唱した人物として知られています。

当時は絵画や油絵を制作していましたが、後に「レディ・メイド」と言われる既製品の作品を発表。1914年に制作した「ボトルラック」が、最初のレディメイド作品とされています。

1997年に出品された代表作「泉」は多くの批評家から非難を受けたものの、視覚的なアートから観念的なアートへの基盤を確立しました。

アンディ・ウォーホル

アンディ・ウォーホルは、アメリカ出身のアーティストです。彼の作品は、アメリカの大量生産・大量消費社会を反映しているのが特徴であり、ポップアートに分類されます。

代表的な作品として、アメリカの人気女優マリリン・モンローを描いた「Marilyn」、32種類のスープ缶が描かれた「キャンベルスープの缶」などがあります。

草間彌生

草間彌生は、日本を代表するコンテンポラリーアートのアーティストです。赤いオカッパがトレードマークである彼女の作品は、水玉模様の作品が多いです。これは、草間の幼少期の体験が元となっており、幻聴・幻視に悩まされれていた彼女は、それを埋め尽くすように水玉模様を描きました。

また、絵画だけでなく、彫刻、パフォーマンス、インスタレーションなど非常に多岐にわたります。代表作「黄かぼちゃ」は、実家の採種場のかぼちゃがモチーフです。

村上隆

村上隆は、アーティスト、キュレーター、コレクター、映画監督、有限会社カイカイキキ創業者など、さまざまメディアで活躍するアーティストです。ネオポップの一人であり、オタクカルチャーやキャラクターと日本の美術史をつなぐ「スーパーフラット」という概念を提唱しました。

お花のイメージが強いですが、フィギュアを等身大にした作品も手掛けています。2008年のサザビーズのオークションにて出品された「マイ・ロンサム・カウボーイ」は約16億円(1,520万ドル)という高額で落札されました。

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まとめ

コンテンポラリーアートは現代アートのことです。マルセル・デュシャンの「泉」から始まり、今日までさまざまなアート作品が生まれています。

コンテンポラリーアートに興味を持ったら、美術館やギャラリーにいってみるのがおすすめです。また、実際にコンテンポラリーアートの作品を購入してみるのもよいでしょう。

当記事を運営しているLibli-Artでは、コンテンポラリーアートをはじめ、さまざまなアートを販売しています。とくに新規気鋭の若手アーティストを多く取り揃えているため、コンテンポラリーアートに興味がある方は気軽に立ち寄ってみてください。

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