東京のおすすめアートギャラリー11選｜各ギャラリーの基本情報から魅力までご紹介

絵画や彫刻など様々な作品を鑑賞できるアートギャラリー。作品の販売を行っているため、好きな作品があれば購入することも可能です。東京には数多くのギャラリーがあるため、ギャラリー巡りすることで、あなたにとって自分の好みの作品やアーティストに出会えるかもしれません。

そこで今回の記事では東京都内のおすすめギャラリーについて紹介します。アートギャラリーが初めての方はもちろん、新しいギャラリーを探している方もぜひ参考にしてみてくださいね。

東京のアートギャラリー11選

東京には魅力的なアートギャラリーが目白押し。今回はその中でもおすすめのアートギャラリーをまとめました。さっそく見ていきましょう。

1. 東京オペラシティアートギャラリー

東京オペラシティの中にある美術館。空間との関係性を重要視するこの美術館では、様々な美術作品を適確に展示するために、「ホワイトキューブ」という考え方に基づき設計されています。

東京オペラシティアートギャラリーでは、多様な表現活動を紹介する企画展を年4回程度開催。美術という表現を通して、エネルギーあふれる活動を行う国内外のアーティストたちの作品を、絵画、彫刻、写真、映像、デザイン、ファッション、建築など多岐にわたるテーマの企画展を通して紹介しています。

2. SPAN ART GALLERY

サブカル、漫画、幻想耽美、人形、エロティック、フェティッシュなどの作品を多く取り扱っているのが特徴。SPAN ART GALLERYでしか買えないオリジナルグッズやTシャツも販売しており、ギャラリーでの思い出を持ち帰れます。

所属アーティストに丸尾末広、山本タカト、高橋葉介、春川ナミオ、空山基などがいます。

3. 小山登美夫ギャラリー

西村画廊、白石コンテンポラリーアートでの勤務経験を持つ小山登美夫が、1996年江東区佐賀町に開廊したギャラリー。現在は六本木に移転。2022年には、天王洲のTERRADA ART COMPLEX l に新スペースをオープンしました。

小山登美夫ギャラリーではこれまでに、村上隆や奈良美智などの現代アートを代表するアーティストをプロデュースしたり、海外アーティスト、トム・サックスやフランツ・アッカーマンなどを日本に紹介したりするなど、国内外におけるアート発信を積極的に行ってきました。

主な所属作家は、菅 木志雄、杉戸洋、蜷川実花、トム・サックス、リチャード・タトル、シュテファン・バルケンホールなど。国境やジャンルに囚われず、巨匠から若手アーティストなど幅広く紹介しています。

4. GYRE GALLERY

5つの箱状のフロアが、ねじれて渦を巻くように積み重なった外観を持つファッション複合ビル「GYRE」。GYRE GALLERYがあるのは3階。

数々の先鋭的なエキシビションを開催してきたギャラリー「EYE OF GYRE」が生まれ変わって、19年に新たにオープンしました。訪れる人々に新鮮な刺激を与えるため、さまざまな企画展を展開し、発信を続けています。

施設内にはレストランやカフェ、アパレルショップもあるため、ショッピングや食事を楽しむこともできます。

5. Take Ninagawa

ニューヨークでキュレーションをしていた蜷川敦子と画家の竹崎和征が2008年、東麻布に開廊したギャラリー。現在は運営は蜷川が個人で運営。ニューヨークでのキュレーター経験を活かして、国際展覧会や国際アートフェアで精力的に若手作家を紹介するなど、独自の視点でアートを発信し続けています。

主な所属作家は、大竹伸朗、山崎つる子、笹本晃、泉太郎、ケン・オキイシ、河井美咲など。大御所から新進作家まで幅広く所属しています。

6. ペロタン東京

パリやソウル、ニューヨークなど世界に支店があるペロタン（PERROTIN）の東京支店として、2017年六本木に開館。ガラス張りである外観は、建築家のアンドレ・フーが担当。外からもでも鑑賞できる空間設計は、パブリックアートのような面白さを体感できるのが特徴です。

所属作家には、JR、KAWS、マウリツィオ・カテラン、ソフィ・カル、ジャン=ミシェル・オトニエル、村上隆など、国際的に活躍する著名アーティストが名を連ねます。

7. 21_21 DESIGN SIGHT

​​旧防衛庁跡地に誕生した複合施設「東京ミッドタウン」。21_21 DESIGN SIGHTは東京ミッドタウン内、港区立檜町公園に続く緑地「ミッドタウン・ガーデン」の中に設けられたデザイン施設です。

21_21 DESIGN SIGHTでは「日常」をテーマにした展覧会を中心に、トークやワークショップなど多角的なプログラムを実施しています。過去の企画展ではデザインあ展や単位展、デザインの解剖展など、デザインの視点での企画展を開催。訪れる人がデザインの楽しさに触れ、新鮮な驚きに満ちた体験をすることができる施設となっています。

8. スカイ・ザ・バスハウス

スカイ・ザ・バスハウスはかつて銭湯だった場所をリノベーションした個性溢れるアートギャラリー。元々200年の歴史のあった柏湯を、1993年にギャラリーとしてリノベーションされた建物となっています。

そのため随所に小さな暖簾や瓦屋根、煙突など銭湯の名残が見られるのが特徴。所属アーティストに、李 禹煥、名和晃平、宮島達男、横尾忠則など現代アートを代表するアーティストがいます。

9. SNOW Contemporary

キュレーター窪田研二と石水美冬により、アーティストのマネジメントオフィスとして、2010年に東京とシンガポールでスタートしたSNOW Contemporary。

2016年東京・西麻布に移転。現代社会への批評性と時代を超える普遍性を併せ持つアーティストを中心に、絵画、彫刻、映像、パフォーマンスなど多岐にわたる展覧会を開催しています。所属アーティストは、雨宮庸介、飯沼英樹、伊東篤宏、河口龍夫、金理有、篠崎裕美子、ジャンボスズキなど。

10. DESIGN FESTA GALLERY

多彩なストリートアートやファッションで知られる賑やかなエリア、原宿。DESIGN FESTA GALLERYは、「全ての人のためのギャラリー」として1998年原宿に開館しました。

「表現している全ての人のための開かれた場所をつくる」をコンセプトに持つ当館は、オリジナル作品であれば、誰でも出展できるギャラリーです。施設には全部で76の展示スペースがあり、日々様々なジャンルの展示が開催されています。

11. ShugoArts

シュウゴアーツは2000年に活動を始め、2016年に現在の六本木にギャラリーを移転オープンしました。オーナーの佐藤周吾は「ギャラリー的冒険」をテーマに、時代と国境を超えて様々なアーティストの活動を発信しています。

所属アーティストは小林正人、千葉正也、森村泰昌、イケムラレイコ、丸山直文、金氏徹平、藤本由紀夫など。

まとめ

今回の記事では東京都内のおすすめのアートギャラリーを紹介しました。アートギャラリーによって、取り扱うアーティストや内容が異なります。気になるアーティストや展示があれば、アートギャラリーに行ってみるのがおすすめです。もしかしたら、アート作品との素敵な出会いや発見があるかもしれません。

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