人が絵を買う8つの心理とは?絵をよく購入する人の特徴も合わせて紹介
最近では富裕層だけでなく、若年層の方も絵を購入する機会が多くなりました。しかし、絵を買ったことがない方は「なぜ、絵を買うのか」と疑問に持つこともあるのではないでしょうか?
絵を買う人の心理は様々です。当記事では、人が絵を買う心理や絵をよく購入する人の特徴を紹介します。
目次
絵を買う8つの心理
絵を買う人には、共通した心理があります。ここでは絵を買う人の8つの心理を紹介します。
1. 単純に絵が好き
絵を買う人の心理1つ目は、シンプルに絵が好きということです。例えば、日常生活において服を買いますよね。その時あなたは「かわいい服だったから」「この服を着てみたい」というような感情を抱いているのではないでしょうか。
絵も買うときも同様です。「絵の色が好きだから」「部屋に飾りたい」というように直感で良いと思ったら購入したくなるのです。
2. 希少価値のある物が欲しい
「この世に一つしかない」
「世界に5つだけ」
このように、人は希少価値のあるものに対して、つい手を伸ばしがちです。「今買わなければ誰かに取られてしまうのでは」という気持ちが働き、その価値を独占したいと思うのです。ましてや絵に関しては、アーティストが時間と労力をかけて手掛けた作品。安々と同じような作品が作れるわけでもないので希少性が高く、その絵を手に入れたい気持ちになります。
3. センスがあると思われたい
絵を買う人の中には、おしゃれな絵を買うことで自分はセンスがあると思われたい人もいます。「センスが良いですね」と褒められれば、自分に自信を持てます。自分のセンスを認めてもらうために、わざわざ高い絵を買うことも。
4. 癒されたい
絵には不思議な力があります。絵を見ているだけで時間がゆっくり過ぎ、心が自然と落ち着きます。美術館に訪れる人は、日常から切り離された空間に身を置くことで心をリフレッシュしようとしているわけです。そんな美術館での雰囲気を味わいたいがために、絵を買うことがあります。
5. 創造力を磨きたい
絵には様々な価値観や背景が反映されています。絵を買うことで、様々な価値観に触れるきっかけとなり、創造力が磨かれます。
創造力を発揮することで、未知の問題に対して、自分なりの方法で解決策を導き出すことが可能になります。ビジネスや恋愛、スポーツなどあらゆる場面で創造力が役立つことから、絵を購入するビジネスマン・スポーツ選手も少なくはありません。
6. インテリアにこだわりたい
インテリアにこだわりたいという気持ちから、絵を買うことがあります。絵によって部屋に与える印象は様々。既存のインテリアにあった絵を選ぶことで、部屋の印象をさらに良くしてくれます。絵を買うことで、自分の部屋に個性を持たせたいと考えているのです。
7. 投資したい
有名画家や人気の作品は、時間が経って価値が高まることもあるため、投資目的で購入する人もいます。絵は保存状態が良ければ経年変化しにくいため、作品の価値が下がりにくいというメリットがあります。
8. アーティストを応援したい
好きなアーティストを応援したいという気持ちから、絵を買うことがあります。人は自分の価値観や趣向にあった人に対して応援したい、支援したいと感じる傾向があります。自分が好きになったものはいつまでも続いてほしいと思うもの。作品を購入することで、アーティストの一助を担いたいと考えているわけです。
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絵をよく買う人に見られる特徴
絵をよく買う人には共通した特徴が見られます。ここでは絵をよく買う人に見られる4つの特徴を紹介します。
美意識が高い
絵をよく買う人は、美意識が高い傾向があります。美意識を高く保つことで、自分に自信が持て、心地よい生活ができると考えているのです。そのため、自分だけでなく、周りの環境も綺麗にしたいと思い、絵やインテリアを購入することがあります。
こだわりが強い
こだわりが強い人は、一つの物事や人に対してとことん取り組むタイプの人を指します。自分の価値観や満足度を重視しており、周囲の評価をあまり気にしません。興味関心を抱いたり、好きだと感じたりすれば、とことん追求したくなる気持ちが湧き出てきます。ふとしたきっかけで絵に興味を持ち、いつのまにか絵の世界にどっぷりにハマっていることも。
おしゃれ
おしゃれな人は、服やインテリアなど様々なものにアンテナを張っており、流行やトレンドに敏感です。とはいえ、自分に合うかどうかの明確な判断軸を持ち合わせているため。自分にあったものを柔軟に取り入れていきます。自分らしさを忘れず、常に新しい自分を取り入れようする姿勢があるのが特徴です。
個性派
個性派の人は、独特の存在感や華がある人が多く、周囲の目を釘づけにする不思議なオーラをまとっています。個性派の人は、独自の意見や価値観、周囲や流行に左右されない自分だけのスタイルを持っているのが特徴です。
そんな自分の個性を大事にしている人にとって、個性や価値観が反映された絵は魅力的に感じるようです。
クリエイティブな仕事をしている
クリエイティブな仕事は、常に斬新なアイデアを提案したり、クライアントが提示する要望や意図を汲んで、形にすることが求められます。絵画に触れることで気分転換になり、新しいアイデアが生まれやすくなります。
また、絵画を集中して見続けると細部への注意力が高まり、様々な視点で物事を見る癖がつくようになるのです。絵の観賞はクリエイティブな仕事と相性がいいと言えるでしょう。
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絵を買うことで得られる3つのメリット
最後に絵を買うことで得られる3つのメリットを紹介します。
1. 内面が豊かになる
絵を見ることで、いろんな感情が浮き出たり、絵の背景を考えてみたりなど、心を豊かにしてくれます。忙しい現代、目まぐるしく変わっていく日常の中で、私達は心から感謝の気持ちを伝える、謙虚な心を持って人と向き合う、そんな当たり前で大切なことをつい忘れてしまいがちです。
絵はつい忘れがちな心や感謝を見つめ直すきっかけを作ってくれます。内面が豊かになることで、様々な価値観を尊重し、相手に対して優しさや思いやりを持って接することができます。
2. 絵からエネルギーや癒しをもらうことができる
絵画には人々にエネルギーや癒しを与えてくれる効果が期待できます。病院の診療室や待合室に絵画が飾られているのは、そういった理由も起因しています。
絵の色には様々な心理的効果があると言われています。例えば、赤は熱さや強さなどの意味があり、元気を与えたり、気分を高揚させたりするなどの効果が期待できます。
3. 部屋の雰囲気が明るくなる
絵を買うことで、部屋全体の雰囲気が明るくなります。どことなく部屋が寂しい、引っ越したばかりで部屋に味気がないという方は、絵を置いたり、飾ったりするだけで部屋全体の印象をガラリと変えてくれます。部屋の雰囲気にあった絵を買ってみてくださいね。
まとめ
今回の記事では、絵を買う人の心理や絵をよく買う人に見られる特徴を紹介しました。絵を買う理由は人それぞれです。単純に絵が好きという人もいれば、癒やされたい、創造力を磨きたいという理由から絵を買う人もいます。
「絵を買う理由がない…」と思っている人は、美術館に行ったり、絵について調べたりするのがおすすめです。様々な絵や価値観と出会うことができます。ふとしたきっかけでこの絵を手元に置いておきたいという感情が湧き上がるかもしれませんよ。
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