【定番】絵の飾り方|おしゃれに飾るポイントや飾る前の注意点も合わせて紹介
「せっかく絵を購入したけど、どう飾ればいいか分からない」
「絵を飾ってみたはいいものの、イマイチしっくりこない」
絵を購入したときや飾るとき、こんな悩みを抱えている方も少なくはありません。絵を飾るときは、飾る際のポイントを押さえておく必要があります。当記事では、絵の飾り方について、準備しておきたいことやおすすめの飾り方、よりおしゃれに飾るためのポイントを紹介します。これから絵を購入する方や既存の絵の配置に満足していない方は必見です。
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目次
絵を飾る前に準備しておきたい3つのこと
絵を飾る際は、買ってから決めるのではなく、購入前の段階で飾る絵のイメージを想定しておくことが大切です。ここでは、絵を飾る前に準備しておきたい3つのことを紹介します。
1. 飾る場所(エリア)を決める
まずは、飾る場所(エリア)です。絵は場所・配置によって雰囲気が大きく変わります。飾る場所によってはその絵本来の魅力が発揮されないことも。絵を買う前に飾る場所の目星をつけておくことが重要です。どんな部屋にしたいのか、どんな絵を飾りたいのかをイメージしながら、飾る場所を決めておきましょう。
2. 絵のサイズを決める
絵のサイズによって部屋の雰囲気を壊してしまったり、そもそも部屋に入らないなんてことも。そういった事態に陥らないためにも、おおよその絵のサイズを決めておく必要があります。例えば、広々とした壁に飾るのであれば、大きめの絵の方がバランスが取りやすいです。逆に小さい絵であっても複数で組み合わせれば、一つの集合体アートとして存在感を放ちます。
サイズは作品によってA2やA4など様々です。絵を飾りたい壁と余白のバランスを考えながら、絵のサイズを決めましょう。ちなみに参考として、A4サイズはプリンターで使っているA4用紙、B4サイズ大学ノート、A2サイズは新聞を半分に折ったサイズ、つまり一面です。これらを基準にして絵のサイズを決めてみてください
3. 壁に穴を開けて問題ないか確認する
もしあなたが賃貸の部屋に住んでいる場合、壁に穴を開けて問題ないか確認する必要があります。基本的に壁の修繕等についての取り決めは、賃貸契約書に詳しく書かれていますのでしっかりと確認してください。詳細が分からない場合は、直接大家さんや管理会社に確認しておくと安心です。
絵の飾り方【定番3選】
絵の飾り方次第で、部屋全体の印象が大きく変わります。とはいえ、どのように絵を飾ればいいのか悩みますよね。絵の飾り方を知っておくことで、今後の部屋作りがスムーズかつ楽しくできるようになります。ここでは、絵の飾り方で代表的な3つの方法を紹介します。
1. 壁に掛ける
まずは王道の、壁に掛ける方法です。壁にピンやフックを差し込み、絵を壁に掛けます。デットスペースになりがちな壁に絵を飾ることで、部屋全体の調和が取れるようになります。前述した通り、壁に穴を空けることもあるため、壁に穴を開けても問題ないか確認しておく必要があります。
壁に穴を開けずに絵を掛ける方法
壁に穴を開けず絵をかけたい場合は、粘着剤、または粘着タイプのフックを使うのがおすすめです。壁に貼るだけなので、壁に穴を開けることなく、絵を飾れます。
2. 壁や天井から吊るす
ピクチャーレールを使って壁や天井から吊るす方法もあります。ピクチャーレールは絵やポスターなどを飾るために壁や天井に設置するレールです。穴を空けるのは、レールをつけるときのみです。直接絵を壁に掛けるときに比べ、新しい絵を飾るたびに穴を開ける必要がありません。
レールに吊るしているため、まるで浮いているかような、躍動感のある飾り方を楽しめます。また、レールを使っているので、絵をレール上で自由に動かすことが可能です。
3. 椅子やテーブル、スタンドに立て掛ける
絵は立て掛けるだけでも、様になります。直置きであるため壁に掛ける手間やかからず、手軽におしゃれを楽しめるのが魅力です。椅子やテーブルに置いたり、スタンドを使ったりなど、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて絵を飾ってみましょう。
また、配線やコンセントなどの前に置くのもおすすめです。生活感を隠しつつ、おしゃれな空間を演出できます。
絵をおしゃれに飾る5つのポイント
飾り方だけでなく、絵をおしゃれに飾る際のポイントを押さえることで、自然におしゃれな空間を作ることができます。ここでは、絵をおしゃれに飾る5つのポイントを紹介します。
1. 部屋と色彩が合う絵を選ぶ
絵を飾る際、部屋と色彩のバランスは非常に重要な要素となります。部屋や絵が持つ色は人々の心理に大きく影響を与えます。例えば、赤色は情熱や活力の象徴であり、パワーややる気を与えてくれます。
部屋の雰囲気や自分のなりたい気分にあわせて、絵画を取り入れることが大切です。統一感やまとまりを意識するのであれば、同系色や類似色同士を組み合わせるとよいでしょう。
2. インテリアとテイストが合う絵を選ぶ
インテリアとテイストが合う絵を選ぶのも、絵をおしゃれに飾るポイントの一つです。例えば、北欧テイストの部屋であれば、葉っぱの絵をナチュラルブラウンの額縁に入れたものが部屋に馴染みやすいといえるでしょう。
インテリアと合う絵のイメージが変わらない場合は、インターネットを使ってコーディネート例を探してみましょう。「シンプル」「モダン」「北欧」などキーワードを検索することで、具体的なコーディーネート例が出てきます。その中から気に入ったコーディネートを参考にしてみてください。
3. 額縁に入れて飾る
絵を額縁に入れて飾ることで、絵の印象がさらに良くなります。額縁によってウッド調や金属製のものなど様々です。まずは絵のサイズが収まる額縁を探します。その上で、絵や部屋の雰囲気に合わせて最適な額縁を選びましょう。
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4. 目線の高さに合わせて飾る
自分の身長や座ったときの高さに合わせて絵を飾ってみましょう。例えば、美術館やギャラリーでは鑑賞する人の目線の高さに合わせて、140cm〜150cmの高さに展示しているのが一般的です。目線の高さに合わせて絵を飾ることで、自然と視線が絵に向かうようになり、絵に触れる機会が増えます。
5. 配置(レイアウト)を工夫する
一枚の絵だけでなく、複数の絵を飾る場合、配置を工夫することも大切です。複数の絵の距離感・配置の仕方次第で、多様なレイアウトを生み出すことができます。部屋全体のバランスを意識しながら、オリジナルの配置を考えてみてくださいね。以下、配置の一例です。
- 横一列に並べる
- 縦一列に並べる
- 階段のように段々に並べる
- 集合体(ひし形、丸形、星、ハート)の形を作るように並べる
- ランダムに並べる
まとめ
今回の記事では絵の飾り方をテーマに、準備することや定番の飾り方、飾る際のポイントについて紹介しました。絵は買うだけでなく飾り方を工夫することで、部屋の印象を大きく変えることが可能です。
これから絵を買う人も、既に絵を飾っている人も、部屋の飾り方を意識するだけで、理想の部屋に近づけられます。当記事で紹介したポイントを参考に、あなたにとって快適な場所を実現してくださいね。