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【2023年】東京のおしゃれな美術館10選|映える人気・おすすめの場所を紹介

【2023年】東京のおしゃれな美術館10選|映える人気・おすすめの場所を紹介

東京には、写真映えするおしゃれな美術館がたくさんあります。そこで今回の記事では、東京のおしゃれな美術館を10個まとめました。

美術館の特徴やコンセプトなど各美術館の魅力を紹介します。東京の美術館巡りをする際の参考にしてください。

東京のおしゃれな美術館10選

早速、東京にあるおしゃれな美術館を10個ピックアップして紹介していきます。

1.21_21 DESIGN SIGHT【六本木】

21_21 DESIGN SIGHTは、東京ミッドタウン内にある「ミッドタウンカーテン」に設けられた建物です。英米で優れた視力のことを「20/20 Vision(Sight)」といいますが、さらに一つ先を見通すという思いを込めて、「21_21 DESIGN SIGHT」と命名されました。

創立者はデザイナーの三宅一生氏、設計を担当したのは建築家の安藤忠雄氏です。設計コンセプトは、三宅一生の服づくりのコンセプトである「一枚の布」から着想を得ています。日本一長い複層ガラスや、折り曲げられた巨大な一枚鉄板の屋根を用いるなど、日本が持つ建築技術が集約されています。

21_21 DESIGN SIGHTでは、生活を楽しく豊かに彩る「デザイン」に注目し、「日常」をテーマにした企画展やデザイナーのトークイベントなど、さまざまなプログラムを開催しています。

21_21 DESIGN SIGHTの基本情報

▼住所
東京都港区赤坂9‐7−6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン

▼営業時間
10:00~19:00(最終入場は18:30)

▼定休日
火曜日、年末年始、展示替え期間

▼料金
一般 1,200円
大学生 800円
高校生 500円
中学生以下 無料

▼公式HP
https://www.2121designsight.jp/information/

2.国立新美術館【六本木】

国立新美術館は、六本木にある国立美術館です。建築家の黒川紀章氏の設計によって立てられた建物は、それ自体がアートな美術館です。アーチ状に波打つガラス窓から自然光が降り注ぎ、館内全体を明るく照らします。ガラス窓ごしには豊かな緑が広がり、コンセプトである「森の中の美術館」を見事に体現しています。

国立新美術館は、コレクションを持っていないのが特徴です。代わりに企画展や公募展、シンポジウムは随時行われており、訪れるたびに新しいジャンルのアートに触れることができます。

また、館内には3つのカフェが併設されています。特に2階のカフェ「サロン・ド・テ ロンド」は宙に浮いたように感じるデザインが特徴で、開放感を感じながら紅茶やケーキを味わうことができます。展示会終わりに立ち寄ってみては。

国立新美術館の基本情報

▼住所
東京都港区六本木7‐22‐2

▼営業時間
・企画展
10:00~18:00(最終入館は17:30)
※毎週金・土曜日は20:00(最終入館は19:30)
※展覧会によって観覧時間が異なる場合があります

・公募展
10:00~18:00(最終入館は17:30)
※美術団体によって観覧時間が異なる場合があります

▼定休日
火曜(休日の場合は翌日)、年末年始

▼料金
企画展は展覧会ごと、公募展は美術団体によって異なる

▼公式HP
https://www.nact.jp/

3.サントリー美術館【六本木】

サントリー美術館は、六本木・東京ミッドタウン内にある美術館。元々千代田区丸の内のパレスビル内に開館した美術館でしたが、2007年に東京ミッドタウン内に移転しました。六本木駅から直結でいけるため雨天時でもアクセスしやすいのがポイントです。

収蔵品は「生活の中の美」を基本テーマとしたものが中心。絵画、陶磁、漆工、染織など日本の古美術から東西のガラスまで、約3,000点の美術品があります。常設展はなく、年間約6回の企画展が実施されており、訪れるたびに新しい刺激を与えてくれます。

またミュージアムショップには、ユニークなアイテムが充実しています。展示品をモチーフにしたオリジナルアイテムや所蔵品をモチーフにしたオリジナル商品に加え、生活に彩りを与えてくれるアイテムを販売しています。アート鑑賞後に覗いてみては。

サントリー美術館の基本情報

▼住所
東京都港区赤坂9‐7‐4 東京ミッドタウン ガレリア3階

▼営業時間
10:00~18:00(最終入館は17:30)
※毎週金・土曜日は20:00(最終入館は19:30)

▼定休日
火曜(休日の場合は翌日)、展示替期間、年末年始

▼料金
展示会によって異なる
※中学生以下は無料

▼公式HP
https://www.suntory.co.jp/sma/

4.森美術館【六本木】

森美術館は六本木ヒルズ森タワーの53階に開館した美術館です。高層ビルの頂上にある独特のロケーションからは、東京の壮大な景色が一望できます。

主にアジア太平洋地域における現代アートの作品収集を行っており、絵画、写真、ドローイング、彫刻、映像、インスタレーションなどジャンルも豊富です。ジャンルの豊富さを活かし、テーマ性を持った多彩な企画展を順次開催しています。

なお、森美術館は休館日なしで夜遅くまで開館しているため、仕事帰りなどに立ち寄りやすいのも嬉しいポイントです。昼間とはまた違った雰囲気の中、アートに浸れます。

森美術館の基本情報

▼住所
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー

▼営業時間
月・水~日 10:00~22:00(入館は21:30まで)
火曜 10:00~17:00(入館は16:30まで)

▼定休日
月曜(休日の場合は翌日)、年末年始

▼料金
・平日(当日窓口の場合)
一般 2,000円
学生(高校・大学生)1,400円
子供(4歳~中学生)800円
シニア(65歳以上)1,700円

・平日(オンラインの場合)
一般 1,800円
学生(高校・大学生)1,300円
子供(4歳~中学生)700円
シニア(65歳以上)1,500円

▼公式HP
https://www.mori.art.museum/jp/

5.根津美術館【青山・表参道】

根津美術館は、南青山にある私立美術館。日本を代表する建築家「隈研吾」氏によって造られたこの美術館は、和に馴染むモダンでスタイリッシュな建物が特徴です。石畳や竹の生け垣、瓦屋根など和の要素を上手く取り入れ、周りの自然と調和するような設計となっています。

根津美術館が所蔵するのは、実業家・根津嘉一郎氏が生前に集めた日本・東洋の古美術品コレクション。書類や絵画、彫刻、茶道具など様々なジャンルの展示品があり、その数は国宝や重要文化財も含め、7,000点を超えます。

また、美術館にある日本庭園も魅力の一つです。自然の起伏を活かした高低差のある庭園には四季折々の自然ゆたかな景色が広がり、都心と思えないほど静かな時間が流れています。カフェ「NEZUCAFÉ」が併設されており、コーヒーやスイーツを楽しみながら、庭園を一望できますよ。

根津美術館の基本情報

▼住所
東京都港区南青山6-5-1

▼営業時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)

▼定休日
月曜日(休日の場合、翌火曜日)、展示替期間、年末年始

▼料金
・特別展
【オンライン日時指定予約】
一般 1500円
学生(高校生以上)1200円

【当日券(窓口販売)】
一般 1600円
学生(高校生以上)1300円

・企画展
【オンライン日時指定予約】
一般 1300円
学生(高校生以上)1000円

【当日券(窓口販売)】
一般 1400円
学生(高校生以上)1100円

※小・中学生以下は無料。
※障害者割引 本人と同伴者1名様まで、200円引

▼公式HP
https://www.nezu-muse.or.jp/

6.三菱一号館美術館【丸の内】

三菱一号館美術館は、三菱地所株式会社が運営している美術館です。1894年、ジョサイア・コンドルが設計した洋風事務所建築をもとに復元されました。赤いレンガで構成されたモダンな装飾が一際目を引きます。

コレクションは19世紀末西洋美術を中心に、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットンなどの有名作品を収蔵しています。常設展示はなく、年3〜4回企画展が開催されています。西洋美術以外にも浮世絵や日本の伝統的な染めの道具「型紙」など変化に富んだ展示も魅力の一つです。

三菱一号館美術館の基本情報

▼住所
東京都千代田区丸の内2-6-2

▼営業時間
10:00~18:00(最終入館17:30)

▼定休日
毎週月曜日、展示替期、年末年始

▼料金
展覧会によって異なる

▼公式HP
https://mimt.jp/

7.東京都現代美術館【清澄白河】

清澄白河にある東京現代美術館は、現代アートを中心に展示している美術館です。地上3階地下3階、館内の延床面積は日本最大級の広さです。様々なジャンルの現代アートを展示するために、十分なキャパシティを持った設計になっています。

約5,000点の収蔵作品を活かした「MOTコレクション」や独特な切り口で展開する企画展など、現代美術を堪能できる展示を実施しています。初めての現代アート鑑賞にぜひおすすめしたい美術館です。

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また、美術に関する専門図書室「美術図書館」が併設。明治時代から現代までに出版された国内外約27万冊の蔵書を閲覧可能です。

東京現代美術館の基本情報

▼住所
東京都江東区三好4-1-1

▼営業時間
10:00~18:00(最終入館は17:30)

▼定休日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、展示替期間、年末年始
※6/19(月)~7/14(金)期間はレストランをのぞき全館休館

▼料金
展覧会によって異なる

▼公式HP
https://www.mot-art-museum.jp/

8.WHAT MUSEUM【品川】

WHAT MUSEUMは、寺田倉庫が預かるアート作品を公開する芸術文化発信施設です。「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というコンセプトのもと、普段なら目にすることのない現代作家の作品が並びます。

平面体や立体のアート作品のほか、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションなど様々なジャンルの作品を保管しているWHAT MUSEUM。倉庫会社の美術館として新しい切り口で企画・展示を行っています。

他にも建築倉庫では、約30以上の建築家や設計事務所から預かった600点以上の建築模型を保管、その一部が展示されています。建築に興味がある方におすすめの施設です。

WHAT MUSEUMの基本情報

▼住所
東京都品川区東品川2-6-10 G号

▼営業時間
11:00~18:00(最終入館は17:00)

▼定休日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

▼料金
・展覧会
一般 1,500円
大学生・専門学生 800円
※中高生・小学生以下は無料

・建築倉庫
一般 700円
大学生・専門学生 700円
中高生 500円
※小学生以下は無料

▼公式HP
https://what.warehouseofart.org/

9.すみだ北斎美術館【両国】

すみだ北斎美術館は、日本の東京都墨田区亀沢にある公立美術館です。設計を担当したのは、国内外で活躍する建築家の妹島和氏。外壁にはアルミパネルが設置されており、周辺環境がパネルに映り込むことで、街並みに美術館が溶け込む設計となっています。

すみだ北斎美術館では、浮世絵師「葛飾北斎」の作品を所蔵。世界有数の北斎コレクターとして知られた米国の美術研究者ピーター・モースのコレクションのほか、富嶽三十六景のうち神奈川沖浪裏、甲州石班澤、山下白雨、武州玉川などが展示されています。

他にも図書室、ミュージアムショップも併設しており、葛飾北斎について深く触れられる施設です。

すみだ北斎美術館の基本情報

▼住所
東京都墨田区亀沢2-7-2

▼営業時間
9:30~17:30(最終入館は17:00)

▼定休日
月曜日(休みの場合は翌火曜日)、年末年始

▼料金
一般 400円
大学生・高校生 300円

▼公式HP
https://hokusai-museum.jp/

10.国立西洋美術館【上野】

国立西洋美術館は上野にある美術館です。近代建築の三大巨匠の一人であるフランス人建築家、ル・コルビュジエが日本に建てた唯一の建築であり、2016年文化遺産に登録されました。重厚感と品格の調和が取れた外観に目を奪われます。

コレクションは西洋美術を中心におよそ6,000点の作品を所蔵。モネやゴッホ、ピカソなど西洋美術の流れを感じられる有名作家の作品を鑑賞できます。

国立西洋美術館の基本情報

▼住所
東京都台東区上野公園7-7

▼営業時間
9:30~17:30(最終入館17:00)
金曜・土曜日 9:30~20:00(最終入館19:30)

▼定休日
月曜日(休みの場合は翌平日)、年末年始

▼料金
大人
※Kawasaki Free Sunday(原則毎月第2日曜日)、国際博物館の日(5月18日)、文化の日(11月3日)は常設展のみ無料

▼公式HP
https://www.nmwa.go.jp/jp/

まとめ

東京のおしゃれな美術館を紹介しましたが、気になる美術館は見つかりましたか?東京にはおしゃれで個性豊かな美術館が集まっており、様々な作品に触れ合うことができます。

ぜひ当記事を参考に興味のある美術館を見つけて、充実した美術鑑賞を楽しんでくださいね。

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